流路プレートには様々なバリエーションがあります。

マイクロリアクターは微細流路内でフロー化学反応を行い、高純度の反応物を効率よく生成する小型反応装置です。
流路プレートの交換のみで板厚、流路幅、流路形状と多様な選択が可能です。

・混合・熱移動・反応の精密制御と迅速化 ⇒ 高性能・高機能

・ニトロ化など過酷条件反応を操作可能に(爆発回避) ⇒ 安全性の向上

・装置・システムの小型化 ⇒ 省資源・省エネルギー

“研究開発現場を変え、生産現場をも変える最先端装置『集積型マイクロリアクター』”
(スケールアップ対応 数ml/min ～ 数l/min シリーズ化中)

交換可能な流路プレートを採用することで、従来のオーダー品に比べ多様化を実現しました。（プレートのオーダーメイド、フルオーダーにも対応可能）

規格品でありながら流路プレートのパターンは50種類以上！
プレートを交換し、流路を変更すれば異なる条件、多様な実験がこのひとつで可能に！

当社が現在特許出願中の新技術CSTR(連続撹拌槽型反応器)は、隣接した反応槽同士が連結しています。 反応液はオーバーフローにより次の反応槽へ連続的に移動します。

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特開 2018-192384
特許No US10,293,322 B2

マイクロスケールCSTRは、長年に渡って鍛え抜かれた連続生産設備(CSTR)を実験用にマイクロスケール化した完全混合型の連続槽型の反応器です。
バッチ合成から連続フロー合成への移行が極めてスムーズとなり、加熱・冷却・高圧・マイクロ波・光反応・晶析等も可能です。

隣接した反応槽同士が連結しています。1つの反応槽の内容量は約3ml、6槽で20mlの内容積。
合成スケールでは約2ml x 6 程度です。

反応後の後処理(抽出・洗浄・分液など)の連続化に最適。

Y字流路でスラグ流を生成し、同一プレート内にある槽で連続分離される仕組みです。装置を多段階に接続することで後処理のフロー化を実現可能です。
特許出願中。

このセパレーターは標準タイプのマイクロリアクターと同じサイズです。
中に挟んである分離プレートと流路プレートだけを交換すれば、ミキサーからセパレーターとしての機能を付加できる構造です。